オンラインショップへ

そうめん一人前は何束(把)?そうめんが余ったらどうする?

2023/1/9
商品情報

そうめんの単位は「把」ですが、1把ってどれくらいの量?

揖保乃糸もそうですが、だいたいのそうめんは小分けして帯で束ねて売られています。束になっているものを数えるときに「把」を使うように、そうめんも1把、2把と数えます。細くて折れやすいので、束になっている方が取り出すにも数えるにも便利ですよね。調理するときにも「今日は何把茹でようかな」と一束単位で考える人がほとんどだと思います。

確かに便利なこの一束単位なのですが、実は落とし穴もあるんです。

今回はそうめんの一人前の量と、ついうっかり茹ですぎて余ってしまったときの美味しいアレンジ方法についてお話したいと思います。

揖保乃糸の一人前は「2把100g」が基本

そうめんだけでなく、そばやうどん、パスタ、中華麺などの乾麺の一人前は80~100gが基本です。一人前がどのくらいか迷った場合は100gを基準に、自分の食べたい気持ちと相談してプラマイ20~50gしてみると「ちょうどいい」感じになると思います。

揖保乃糸は一束が50gです。特級だと約480本、上級だと約400本と細さによって一束に含まれる本数は変わりますが、重さは同じです。なので、揖保乃糸なら一人前は2把と覚えていただければ良いのです、が、

すべてのそうめんが必ずしも一束50gとは限らないのです!!!

確かに揖保乃糸をはじめ、三輪そうめんや小豆島そうめんなど、一束50gの商品が主流ですが、必ずしも全部のそうめんが一束50gではありません。森口製粉製麺の商品にも「今日もいいことありそうめん」は1把が一人前と考えて一束80gになっていますし、他のメーカーさんのそうめんを調べても一束45~125gとさまざまです。

「2把一人前」とだけ覚えていると、商品によっては食べきれない!となるので注意が必要です。初めましてのそうめんをいただくときは、必ず一束何gか表示をチェックして、100gを基準にお腹具合を確認してから茹でることをおすすめします。

「これぐらい食べれるでしょ」は乾麺の罠…余ったときには

間違えて茹ですぎることもありますが、乾麺の状態だと少なく感じて「これくらい余裕でしょ♪」とついたくさん茹でてしまうことも乾麺あるある。「1把だけ残っちゃうから全部使っちゃおう」というときもありますよね。そうめんに限らず、乾麺は茹でるとおよそ2.5~3倍くらいの重量になるので、茹でた後に「多すぎたかも!?」と後悔した経験を持つ人も少なくないのではないでしょうか。

食べる直前に茹でて、冷たい水で揉み洗いしたそうめんが一番おいしいのは間違いないのですが、たくさん茹ですぎてしまったそうめんを活用する方法をいくつかご紹介します。

晩ごはん用に別のメニューにアレンジ

そうめんは細くて柔らかいので、アレンジも無限大です。他の麺類の代わりになるのはもちろんのこと、茹でたそうめんを細かく切って卵と片栗粉とニラを混ぜてごま油で焼けばチヂミにもなりますし、茹でたそうめんをフライパンで焼けばお焼きそうめん、揚げ春巻きの具にもなります。いろんな食べ方があるので、余ったからと言って処分してしまわずに、さまざまなレシピにトライしてみてください。

明日食べる場合は冷蔵保存

翌日までに食べられる場合は、水気を切ってラップや保存容器に入れて冷蔵保存でも大丈夫です(味や食感は当然落ちますが…)。そうめんは茹でると、溶け出したデンプンで麺同士がくっつきがち。一晩冷蔵庫に入れるとなおさらですが、一度水でほぐして水気を切り、一口分ずつ掴んで容器に盛り付けることで食べやすくなります。

ちなみに、このそうめんのくっつき現象は茹でるときに、お湯に梅干しや少量のお酢を入れると防げるので試してみてください。

いっぱい余ったら冷凍保存

茹でたそうめんは、実は冷凍保存することができます。量が多くてすぐには食べきれないという場合には一番おすすめです。水分が多いと味が落ちるので、できるだけしっかり水気を切り、ジップロックなどの保存袋に入れるだけで1ヶ月くらい保ちます。

解凍するときは、熱湯に凍ったそうめんを浸けて菜箸などでほぐすだけ。解凍できたらお湯を捨てて水で洗って、水気を切ると冷たいそうめんとして召し上がっていただけます。

ただ、冷凍したそうめんはコシがなくなりがちなので、温かい料理におすすめです。温かい料理に使いたいときは、他の具材に火が通ったのを確認してから最後に凍ったままの状態で鍋に入れます。温まったら出来上がりです。少量ずつ小分けにして冷凍して、お味噌汁やお吸い物に凍ったまま投入して温めると満足感アップの一品になって便利ですよ。

すぐおいしい、余ってもおいしいのが揖保乃糸

そうめんが一番美味しいのは、やっぱり茹でてすぐ。どんな料理に使うにも、できれば食べ切れる量を茹でるのが理想的ですが、茹でた後もアレンジがしやすいのがそうめんのいいところ。特に揖保乃糸は昔ながらの手延べ製法で、茹で伸びしにくいのが魅力です。乾麺の状態なら賞味期限は3年半と長く、常備食としておすすめです。

森口製粉製麺では、上級品、特級品をはじめ、さまざまな揖保乃糸を製造販売しています。特級品ひねが180束入った9kg木箱の本格派から、お湯を注ぐだけのインスタントにゅうめんや可愛いミニ木箱に入ったセットなど、ユニークな商品も。また、森口製粉製麺オリジナルのカレーパスタカレー麺など、個性的な商品も並んでいますので、ぜひお試しください。

オンラインショップへ